一つのDBMSを習熟して実務で使用してきた人が、他のDBMSを使用する時、基本操作から覚えなければならない。
しかし、DBMSの基本概念は分かっているので、わざわざ分厚い入門書やマニュアルを読んで使い方を基礎から学ぶのはとても無駄な遠回りになる。
そこで、DBMSとRDBの基礎知識と実務経験のある人向けに、必要最小限の入門資料を作ることにした。
GUIツールの使い方は、長くなるので、書かない。
ストアドプロシージャやファンクションの書き方も最小減のみ。
DBMSごとに、一つのページに収める為と、できる限り読まなくて良い資料にするため、説明文は必要最小限にしか書いていない。
全体的にメモ書き程度の資料だが、この部分を調べるのに、初心者はとても無駄に時間がかかる。
一般的に、入門者が最初に必要とする機能の資料が一カ所に纏まっていないからだ。
最初の使い方を覚えるとき、メモ書き程度の資料でも、有ると無いでは大違いなので、試しに利用してみて欲しい。
各DBMSごとにページを分けて掲載する。
全てのページがほぼ同じレイアウトになるように書いている。
ご自分の得意なDBMSと、新たに使うDBMSの違いを比較しながら使うにも、便利だと思う。
このページから全てのDBMSのページへリンクを張っているので、リンクを開いて参照して欲しい。
標準SQLの基本構文
最初にここに掲載する全てのDBMSで共通する標準SQLの基本構文だけ、独立したページに纏めておいた。
これに掲載されているSQLは、どのDBMSでも同じ使い方ができる。
但しオプションの使い方は、DBMSごとに異なる。
標準SQLで定義されていても、各DBMSで採用されていないものもあるので、それは記載していない。
詳細は、各DBMSのマニュアルを調べて欲しい。
これは、SQL初心者用の基礎資料にすぎない。
本格的にSQLを学びたいRDB初心者は、ご自分でDBMS解説書籍を購入して学習して欲しい。